バンライフしている人は見ると良いかも~映画「ノマドランド」・・・、
映画「ノマドランド」!!
経済崩壊したアメリカの田舎の企業城下町街で暮らしていた人が散り散りに町を出ていく。主人公のオバサンは一人、季節労働者としてアマゾンの配送センターでアルバイトをし、アマゾンが契約した近隣のRVパークでバンで暮らす・・・、
こういうノマド型の高齢労働者の実態は前に、某国営放送のスペシャル番組で見たことがある。我が国には馴染みが薄いがアメリカでは多いという。普段はバンライフ、アマゾンが季節労働者を雇い始めると皆、そこに集まってくる。アメリカ中を旅してね、そこにはいつもの仲間が集ってくる。
2021年のアカデミー賞映画だ。
主役のフランシス・マクドーマンドもオスカーを獲った。印象的なセリフがあった。日本語で言おう「ホームレスになったの?」「違う、ハウスレスよ、この2つは全く違う」
日本語では似たような意味に聞こえるが、英語のHOMEは自分の起源として使う。誇りを失ったわけではないと!!
俺のような愛車Dethleffs(デスレフ)とかバンで、ロマンを感じながら、レジャーで車中泊旅行してる人とは感覚が全く違って、経済的にも精神的にも追い詰められた結果の車上生活ということなんだけど、でもちょっと感じるところは他の人よりあると思う。
個人的には心に刺さった映画だった。やはりアカデミー賞受賞映画ってのはだいたい間違いないね!!人生の価値観に些かの影響を与えてくれる映画も多い!
しかし、老後に、、こういう車上生活で旅をしながら働く、、そんな生き方は寂しいと思うのか、自分の生きざまを具現化して幸せを感じるのか、それは自分でも分からないのかも知らんし、日々、両面があるんだろうね・・・、
そうそう、映画の中でも「ここでは泊まれませんよ!」って駐車場の管理人に注意されるシーンがあった(笑)広いアメリカでもそんなのあるんだなって思ったよ。